私たちの想い

私たち日本人は古くから森の恵みを活かし自然と共生しながら生活してきました。
しかし、戦後の燃料革命以降、私たちのライフスタイルは大きく変わり、
エネルギーのほとんどを海外からの輸入するようになりました。
エネルギーを購入するためのお金は最終的に国外に流れ、
地域社会に還元されることはほとんどありません。

一方で日本は世界有数の森林保有国であり、
その多くは未利用の資源として眠っています。
戦後、様々なことに利用できるとして植えられたたくさんの木が生長して、
利用できるようになった頃には利用される場所を失い、
森林の荒廃が進み、災害などの原因にもなっています。

近年、世界的な環境意識の高まりから、
再生可能なエネルギー源として注目されている木材。
私たちは日本の豊かな森林資源を木質バイオマスエネルギーとして活用することで、
地域経済の活性化、荒廃した森林の再生、地球温暖化の抑制など
私たちの社会が抱えた様々な課題の解決に取り組みます。